この記事でわかること
- 間接コストの定義(担当者工数・通訳費・書類作成費・研修費等)
- 担当者の工数コスト計算方法の具体例
- 登録支援機関活用によるコスト削減効果
- 書類管理・手続きのシステム化の進め方
- ROIを高める間接コスト管理の考え方
間接コストとは何か
外国人材採用における間接コストとは、送出機関費・監理費・在留資格申請費といった「直接費用」以外にかかるコストの総称です。多くの企業では直接費用しか把握しておらず、間接コストは経営数字に表れにくいため「なんとなく高い」という感覚で終わってしまいます。
| 間接コストの種類 | 具体的な内容 | 発生頻度 |
|---|---|---|
| 担当者工数コスト | 外国人材対応(面談・書類確認・生活支援等)に費やす時間の人件費換算 | 毎月 |
| 通訳・翻訳費 | 面談・書類翻訳・外部通訳者への費用 | 随時 |
| 書類作成・管理費 | 在留カード管理・契約書・各種届出の作成・保管コスト | 都度 |
| 社内研修・教育費 | 日本語研修・安全教育・OJT担当者の工数 | 継続的 |
| 行政手続き対応費 | ハローワーク・入管・役所等への対応工数・移動費 | 都度 |
| 突発的対応費 | 体調不良・トラブル・緊急相談等への対応工数 | 不定期 |
注意|間接コストを見逃すと採算が合わなくなる
- 間接コストを含めると「外国人採用は高かった」と後から気づく企業が多い
- 採用前に間接コストも試算してROIを検証することが重要
- 間接コストを下げる体制(外部委託・システム化)を最初から設計することが得策
担当者の工数コスト計算
担当者工数コストは以下の計算式で算出できます。
工数コスト(月額)=担当者の時給 × 外国人材対応に費やした月間時間数
例えば、月給30万円・月間労働時間160時間の担当者(時給1,875円)が月40時間外国人材対応に費やしている場合、月額工数コストは75,000円になります。これを年換算すると90万円になり、監理費と同等以上のコストが実は「見えないところ」にかかっていることになります。
POINT|工数コスト計算の実施ステップ
- まず担当者に1か月間の外国人材対応業務の時間を記録してもらう
- 担当者の時給を計算し、記録した時間数と掛け算する
- 全関係者(複数部署にまたがる場合)の工数を合算して「実際の間接コスト」を把握する
間接コストの可視化と削減策、CSTMにご相談ください
無料相談する →登録支援機関活用でコスト削減
登録支援機関(または監理支援機関)への委託は、間接コスト削減の最も効果的な手段の一つです。定期面談・生活相談対応・書類管理・行政手続きサポート等を外部委託することで、社内担当者が本来業務に集中できるようになります。委託費用(月額数万円程度が多い)よりも削減できる工数コストの方が大きくなるケースも少なくありません。
CSTMキャリアサポートでは、監理支援機関と登録支援機関の両方を保有しており、育成就労から特定技能まで一貫して対応できます。間接コストを最小化しながら外国人材の定着を最大化するトータルサポートをご提供しています。
書類管理・手続きのシステム化
在留カードの有効期限管理・契約書の電子保管・面談記録の共有等を紙やExcelで管理していると、担当者の工数が増大しミスが生じやすくなります。クラウドツールまたは専用の外国人材管理システムの導入を検討しましょう。
- 在留カードの有効期限をカレンダーに登録し、更新3か月前にリマインド
- 面談記録・生活相談ログを共有フォルダで管理し、担当者間で情報共有
- 契約書・申請書類を電子化し、検索・確認を迅速化
ROIを高める間接コスト管理の考え方
間接コスト管理の最終目的はROIの最大化です。間接コストを下げることと、外国人材が生み出す価値(生産性・売上・欠員解消効果)を高めることの両面を同時に進めることが重要です。定着率を高めることが最も大きなROI改善につながることを忘れないでください。
よくあるご質問
Q. 外国人採用の間接コストとはどのようなものですか?
直接費用(送出費・監理費等)以外にかかるコストの総称です。担当者の業務工数(外国人材の対応に費やす時間)・通訳費・多言語書類の作成費・職場研修費・社内担当者の残業費等が含まれます。これらは数字として見えにくいため、管理されずに増大しがちです。
Q. 担当者の工数コストはどのように計算しますか?
担当者の時給(月給÷月間労働時間)に、外国人材対応に費やした月間時間数を掛け算します。例えば時給2,500円の担当者が月20時間外国人材対応をしていれば、月額工数コストは5万円です。この金額を全担当者合計で把握することで間接コストの実態が見えてきます。
Q. 登録支援機関に委託するとどのくらい間接コストが下がりますか?
書類管理・定期面談・生活相談対応・行政手続きサポート等を外部委託することで、社内担当者の工数が大幅に削減されます。委託費用(月額数万円程度)よりも削減できる工数コストの方が大きくなるケースも多く、費用対効果の高い選択肢です。
Q. 書類管理のシステム化にはどのようなツールが使えますか?
クラウドベースの文書管理ツール(Google Workspace・Notion・kintone等)を活用することで、在留カードの有効期限管理・契約書の電子保管・面談記録の共有等を効率化できます。専用の外国人材管理システム(WOWTALK・torchlight等)も選択肢です。初期費用と運用コストを比較して選定してください。
Q. ROIを高めるために最も効果的な間接コスト削減策は何ですか?
最も効果が大きいのは「定着率の向上」です。外国人材が長く働くことで、採用・受入の初期コストが多くの年数に分散され、一人あたりの実質コストが下がります。次いで、書類管理・面談・生活支援の業務を登録支援機関に外部委託し、社内担当者の工数を生産的な業務に集中させることです。
間接コストの可視化と削減、CSTMにご相談ください
監理支援機関+登録支援機関の両保有 / ミャンマー名誉領事館認定 / 4言語対応ホットライン
初回相談・お見積もり完全無料・24時間以内に折り返し