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Guide / 業種別・介護

介護事業者の育成就労完全ガイド
施設形態別の受入れ方法と定着支援

育成就労17分野の中でも「介護」は唯一の対人サービス分野。入所系・通所系・訪問系の施設形態別受入れポイント、技能評価試験・日本語要件、CSTMグループ56名規模の定着運用ノウハウを徹底解説します。

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この記事でわかること

  • 介護分野は育成就労の対象17分野に含まれ、施設介護・訪問介護の両方で活用可能
  • 技能評価試験(介護技能評価試験)と日本語要件(A1入国→A2到達)の具体的内容
  • 入所系・通所系・訪問系の施設形態別の受入れポイント
  • CSTMグループ介護施設56名規模の運用から生まれた定着支援ノウハウ
  • 介護業界特有の転籍対策(キャリアパス提示の重要性)

執筆:CSTMキャリアサポート 採用支援チーム / 最終更新日:2026年6月6日

介護分野の育成就労とは

育成就労17分野のうち「介護」は唯一の対人サービス分野です。身体介護・生活援助・認知症ケアなど、人と直接向き合う業務を担う外国人材を、育成就労制度のもとで合法的かつ計画的に受け入れることができます。

介護分野の最大の特長は、育成就労→特定技能介護1号→2号(永住)という一貫したキャリアパスが最も整備されている分野であることです。育成就労で3年間就労した後、介護技能評価試験と日本語要件を満たすことで特定技能介護1号に移行でき、さらに長期定着によって永住資格を目指せます。

在留資格期間主な要件
育成就労最長3年A1相当の日本語力・受入機関での就労・OJT
特定技能介護1号上限なし(更新制)介護技能評価試験合格・A2相当の日本語力
特定技能介護2号上限なし(更新制)熟練した技能の評価試験・実務経験

受入れ可能な施設は、特別養護老人ホーム(特養)・介護老人保健施設(老健)・有料老人ホーム・グループホーム・デイサービス・デイケア・訪問介護事業所など多岐にわたります。また2025年4月の訪問介護規制緩和により、これまで認められていなかった訪問系サービスでも外国人材が活躍できるようになりました。

POINT|介護分野の育成就労 3つの強み

  • 介護は育成就労→特定技能→永住の一貫したキャリアパスが最も整備された分野
  • 訪問介護への参入(2025年4月規制緩和)で受入れ間口が拡大
  • 一人夜勤が多い施設では多言語緊急対応体制が定着の鍵

技能評価試験・日本語要件

入国時の要件

育成就労で介護分野に入国する際には、日本語能力としてA1相当(JLPT N5程度)の試験合格、または送出し機関での約100時間の日本語講習修了が求められます。介護分野では日常会話に加えて、身体介護・生活援助・緊急時対応などに使う介護現場特有の用語・表現の事前学習も重要です。送出し機関と受入機関が連携し、入国前から介護用語を盛り込んだカリキュラムを組むことを推奨します。

育成就労終了時(3年後)の要件

3年間の育成就労期間を修了し、特定技能介護1号に移行するためには以下の2要件を満たす必要があります。

要件内容
日本語要件A2相当(JLPT N4程度)以上の日本語能力
技能要件介護技能評価試験(特定技能1号相当)の合格

注意|要件の細目は確定待ち

  • 要件の細目は分野別運用方針で確定中のものが含まれます
  • 施行前に最新のISA(出入国在留管理庁)発表を確認することが必須です

施設形態別の受入れポイント

入所系(特養・老健・有料老人ホーム)

入所系施設では利用者との長期的な関係構築が定着につながります。顔なじみの職員が毎日関わることで信頼関係が生まれ、外国人材にとっても「ここで長く働きたい」と思える環境になります。一方で夜勤が含まれるため言語コミュニケーション能力が特に重要です。夜間は少人数体制になるため、緊急時に適切に判断・報告できる日本語力と、多言語の緊急対応マニュアルの整備が不可欠です。

  • 夜勤時の緊急対応プロトコルを多言語マニュアル化する
  • 先輩外国人材をメンターとして配置し、夜勤初日のサポート体制を整える
  • 利用者家族への事前説明と職場全体の受入れ機運づくりを並行して行う

通所系(デイサービス・デイケア)

通所系は夜勤なしで生活リズムが安定しやすく定着率が高い傾向にあります。日中業務に集中できるため、入国直後の外国人材が介護現場に慣れる環境としても適しています。利用者との毎日のコミュニケーションを通じて日本語力も自然と伸びやすいです。

  • 送迎業務を含む場合は運転免許の取得サポートが必要(CSTMのCBC連携活用)
  • レクリエーション補助など日本語を使う場面が多く、OJTとしての効果も高い
  • 勤務時間が固定しやすいため、日本語学校への通学と両立しやすい

訪問系(訪問介護)

2025年4月の規制緩和後、特定技能・育成就労ともに訪問介護への参入が可能になりました。利用者宅でのサービス提供という性質上、一人行動が多いため日本語コミュニケーション力が最重要です。急なトラブルや利用者の体調変化に対して、自分一人で判断・連絡できる能力が求められます。

  • CSTMの4言語緊急ホットライン(ミャンマー語・ベトナム語・インドネシア語・英語)で孤立リスクを軽減
  • 訪問前のロールプレイング研修で「利用者宅での想定場面」を繰り返し練習する
  • GPS対応のスケジュール管理ツールを活用し、事務所とのリアルタイム連携を確保する

CSTMグループ介護施設の定着運用ノウハウ

CSTMキャリアサポートは、にしむらグループ介護施設(福里・花の里・服里)および関連医療法人と連携し、合計約56名の外国人材を介護現場で運用しています。この規模での介護施設運営から得た一次情報をもとに、以下のノウハウを体系化しています。

入国後90日間の集中サポート

入国直後の90日間は離職リスクが最も高い時期です。この期間に週1回の多言語面談・メンター配置・生活立ち上げ支援(銀行口座開設・住居設備確認・行政手続き同行)を集中的に実施します。

キャリアパス提示による転籍対策

育成就労制度では就労要件を満たした時点で転籍が可能になります。介護分野での人材流出を防ぐ最大の施策は、入国時点から「3年後の特定技能1号、さらに2号・永住」という長期キャリアパスを明示することです。「この施設で長く働き続けると何が得られるか」を本人が理解していれば、転籍誘因に対する耐性が高まります。

  • 就労1年前後に特別面談を実施し、賃金見直しと昇格ロードマップを提示
  • 転籍要件充足時期を逆算したサポートプランを事前に設計する

POINT|CSTMの定着支援 3つの差別化

  • 入国後90日の集中サポートが1年以内離職率を大幅に改善
  • キャリアパス提示が転籍要件充足時点での流出を防ぐ最大の施策
  • 介護施設経営者目線での「一次情報ノウハウ」がCSTMの最大差別化

4言語対応ホットライン

ミャンマー語・ベトナム語・インドネシア語・英語の4言語に対応したホットラインを運用しています。夜勤時の緊急連絡・生活上の悩み相談・職場トラブルの早期発見など、外国人材が「いつでも母国語で相談できる」環境が長期定着の基盤になります。

介護施設の育成就労受入れを無料でご相談いただけます。 施設形態・規模・受入れ時期に合わせた最適プランをご提案します。

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よくあるご質問

Q. 介護分野の育成就労で受入れられる施設の種類は?

特別養護老人ホーム(特養)・介護老人保健施設(老健)・有料老人ホーム・グループホーム・デイサービス・デイケア・訪問介護事業所などが対象です。施設介護から訪問系まで幅広く活用できますが、施設ごとに求められるコミュニケーション能力や夜勤体制が異なるため、形態別の受入れ準備が重要です。

Q. 訪問介護でも育成就労を活用できますか?

2025年4月の規制緩和により、特定技能・育成就労ともに訪問介護への参入が可能になりました。ただし一人行動が多い業務の性質上、高い日本語コミュニケーション力と緊急時対応体制の整備が前提となります。CSTMでは4言語対応ホットラインによる孤立リスク軽減策を提供しています。

Q. 介護技能評価試験はいつ受けますか?

介護技能評価試験(特定技能1号相当)は育成就労修了時(入国から約3年後)に受験します。合格することで特定技能介護1号への在留資格変更が可能になります。入国時点から3年間をかけて計画的にOJTと日本語学習を進め、試験対策を行うことが重要です。

Q. 夜勤のある施設でも外国人材は働けますか?

法的には夜勤を含む就労が認められています。ただし夜勤帯は少人数体制になるため、緊急時の多言語対応マニュアルの整備が不可欠です。CSTMでは多言語の緊急対応マニュアル作成支援と4言語ホットライン(夜間対応)を提供しており、入所系施設での夜勤運用実績があります。

Q. 介護分野の転籍要件(就労期間)は何年ですか?

転籍が可能になる最低就労期間は分野別に設定されており、介護分野の詳細は省令等で確定予定です。要件の細目はISA(出入国在留管理庁)の最新発表をご確認ください。転籍リスクへの対策としては、入国時からキャリアパスを明示し、賃金見直しや昇格ロードマップを提示することが最も効果的です。

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