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Guide / 生活支援

名古屋の外国人が使える多言語対応医療機関まとめ

この記事のポイント

  • 名古屋市・愛知県内の外国語対応医療機関を診療科別に探す方法
  • 愛知県の医療通訳サービス(派遣・電話・ビデオ通訳)の活用方法
  • 健康保険未加入期間のリスクと来日直後の手続き優先順位
  • 緊急時(119番・110番)の多言語対応と企業担当者の役割

公開日:2026年6月7日 / カテゴリ:生活支援 / 対象:外国人採用担当者・登録支援機関

この記事のポイント

  • 名古屋市・愛知県内の外国語対応医療機関を診療科別に探す方法
  • 愛知県の医療通訳サービス(派遣・電話・ビデオ通訳)の活用方法
  • 健康保険未加入期間のリスクと来日直後の手続き優先順位
  • 緊急時(119番・110番)の多言語対応と企業担当者の役割

外国人従業員の医療アクセスが企業にとっても重要な理由

外国人従業員が病気・怪我の際に適切な医療機関を受診できる環境を整えることは、企業の安全配慮義務の観点からも、従業員の健康維持・定着率確保の観点からも重要です。特に来日直後の外国人従業員は、「日本の病院の受診方法が分からない」「どの科に行けばいいか分からない」「日本語が話せないので受診をためらう」という状況に陥りやすいです。

受診を先延ばしにすることで軽症が重症化するケース、「保険証があれば安く受診できる」という認識がなく全額自己負担で受診してしまうケース、緊急時に119番の使い方が分からず対応が遅れるケースなど、医療アクセスに関するリスクは多岐にわたります。企業担当者が適切な医療情報を外国人従業員に提供することが、予防と初動対応の両面で不可欠です。

名古屋・愛知の外国語対応医療機関の探し方

名古屋市・愛知県内で外国語対応が可能な医療機関を探すための主要なリソースを紹介します。

名古屋市国際センター(NICS)の医療機関情報

名古屋市国際センター(名古屋市中村区名駅2丁目)は、外国人向けの生活情報を多言語で提供しており、外国語対応が可能な医療機関のリストも掲載しています。英語・中国語・ポルトガル語等での対応が可能な医療機関情報を確認できます。センターへの電話・来所での相談も可能です。

あいち医療情報ネット

愛知県が運営する「あいち医療情報ネット」では、診療科・対応言語・診療日・休日診療の有無などで医療機関を検索できます。外国語対応可能な医療機関として登録されている施設を絞り込み検索で探すことができ、最新の診療状況も確認可能です。

診療科別の外国人対応医療機関の探し方

内科・外科・歯科・産婦人科・精神科など診療科別に、外国語対応が可能な医療機関の情報を事前に収集・リスト化しておくことを推奨します。外国語で問い合わせができる医療機関の連絡先一覧を作成し、外国人従業員に配布するとともに企業担当者も把握しておくことが緊急時の素早い対応につながります。

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愛知県の医療通訳サービス

外国語対応の医療機関が近くにない場合や、対応言語がない場合には医療通訳サービスを活用することができます。

電話・ビデオ通訳の活用

NTTコミュニケーションズ等が提供する電話通訳サービスは、病院で通訳が必要な際に即時対応できる便利なサービスです。医師・患者・通訳の三者通話形式で医療相談・受診時の通訳が可能です。一部の医療機関ではタブレットを使ったビデオ通訳サービスを導入しており、より詳細な説明が可能です。

名古屋市外国人のための医療相談窓口

名古屋市では外国人向けの医療相談電話窓口を設けており、症状の相談・受診すべき医療機関のアドバイスを多言語で受けられます。窓口の詳細は名古屋市のウェブサイトまたは名古屋市国際センターで確認できます。

健康保険と来日直後の医療費の考え方

外国人従業員が来日後すぐに健康保険に加入するための手続きを優先することが重要です。社会保険(健康保険)の加入手続きは入社日から速やかに行い、健康保険証が発行されるまでの期間(2〜4週間程度)は、必要に応じて企業が一時立替えを行う対応も検討します。健康保険証があれば診療費の3割負担で受診できますが、なければ10割負担となり高額な費用が生じます。

外国人従業員に伝えるべき医療基礎知識
  • 病院受診時に健康保険証を必ず持参すること
  • 「内科・外科・歯科・産婦人科」など受診すべき科の目安
  • 救急(119番)は生命の危険・重傷の場合に使用する
  • 軽症の場合は救急ではなく通常診療時間内に受診する
  • 緊急時は企業担当者に連絡することで通訳サポートを受けられる

緊急時の対応と119番コール

外国人従業員が救急が必要な事態に直面した場合の対応フローを事前に共有しておくことが重要です。119番(救急・火事)は日本語での対応が基本ですが、「救急です(Ambulance please)」という一言から始めることで英語対応につないでもらえる場合があります。企業担当者の携帯電話番号を「緊急連絡先」として外国人従業員に周知し、緊急時は担当者に連絡→担当者が119番・医療機関との連絡を行うフローを事前に決めておくことが最も実践的な対応です。

よくあるご質問

Q. 名古屋市内で外国語対応の医療機関を探す方法は?

名古屋市の「外国人向け医療機関情報」は名古屋市国際センターのウェブサイトで公開されており、英語・中国語・韓国語・ポルトガル語等対応の医療機関リストが掲載されています。また、愛知県が運営する「あいち医療情報ネット」では診療科・対応言語での絞り込み検索ができます。ミャンマー語・ベトナム語対応の医療機関はまだ少ないですが、医療通訳サービス(電話・ビデオ通訳)を活用することで対応が可能です。

Q. 外国人従業員が健康保険証なしで医療機関を受診した場合はどうなりますか?

健康保険証がない状態での受診は「自由診療」扱いとなり、通常の保険診療の3〜10倍程度の費用が発生します。来日直後で健康保険の手続きが完了していない期間のリスクに備え、企業として健康保険の加入手続きを最優先で行うことが重要です。緊急の場合は健康保険証なしでも受診できますが、後日精算が必要です。

Q. 愛知県の医療通訳サービスはどのように利用しますか?

愛知県の医療通訳サービスは「愛知県外国人医療支援ネットワーク」等のNPOが提供しており、対応言語・対応エリアを事前に確認の上、派遣依頼を行います。緊急性の低い受診(定期検診・慢性疾患の通院等)への通訳派遣は事前予約が必要です。緊急受診の際は電話・ビデオ通訳(NTTコミュニケーションズ等の電話通訳サービス)を活用することが現実的です。

Q. 外国人従業員のメンタルヘルス対応ができる医療機関は名古屋にありますか?

名古屋市内には外国語対応が可能な精神科・心療内科がいくつかあります。外国人のメンタルヘルス支援では「同じ文化・言語を持つカウンセラー」の存在が重要で、名古屋市内の国際センターや外国人支援NPOが多言語のカウンセリング情報を持っている場合があります。企業として「EAP(従業員支援プログラム)」サービスを契約することで、外国語対応のカウンセリングを従業員に提供できます。

Q. 緊急時(救急・警察)に外国人が母国語で助けを求める方法は?

救急・火事の場合は119番、警察への緊急通報は110番です。これらの番号では「外国語通訳サービス」が利用できる場合がありますが、実際には英語対応が中心で、ミャンマー語・ベトナム語への対応は自治体によって異なります。企業担当者に「緊急時はまず担当者に連絡する」「担当者が通訳として対応する」フローを事前に決めて伝えておくことが外国人従業員の安心につながります。

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