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Guide / 生活支援

外国人の銀行口座開設サポート|企業担当者の対応手順

この記事のポイント

  • 外国人の口座開設に必要な書類(在留カード・パスポート・住民票・マイナンバー)を確認
  • 開設しやすい金融機関(ゆうちょ・地方銀行・ネット銀行)の特徴と選び方
  • 在留期間が短い場合の対応策と会社担当者の同行サポートの重要性
  • 給与振込口座確保が初月給与支払いに間に合わない場合の対処法

公開日:2026年6月7日 / カテゴリ:生活支援 / 対象:外国人採用担当者

この記事のポイント

  • 外国人の口座開設に必要な書類(在留カード・パスポート・住民票・マイナンバー)を確認
  • 開設しやすい金融機関(ゆうちょ・地方銀行・ネット銀行)の特徴と選び方
  • 在留期間が短い場合の対応策と会社担当者の同行サポートの重要性
  • 給与振込口座確保が初月給与支払いに間に合わない場合の対処法

銀行口座開設が生活支援の最優先事項である理由

外国人従業員が日本で生活を始める上で、銀行口座の開設は最も重要な初期手続きの一つです。給与の振込先としての口座が必要なのはもちろん、家賃の引き落とし、公共料金の支払い、海外への送金など、日本での生活の基盤となります。銀行口座がない状態では、給与を現金で受け取ることになり、大金の管理リスクも生じます。

特定技能・育成就労の受け入れ企業では、登録支援機関や監理支援機関を通じて入国後早期に銀行口座開設を支援することが推奨されています。会社の担当者が同行して窓口での手続きをサポートすることで、スムーズな開設が期待できます。

POINT|口座開設に必要な書類チェックリスト

  • 在留カード(表裏のコピーを持参すると手続きがスムーズ)
  • パスポート(顔写真・在留資格のスタンプページ)
  • 住民票(発行後3ヶ月以内のもの)
  • マイナンバーカードまたはマイナンバー通知書
  • 在職証明書または雇用契約書(金融機関によって要求される場合あり)
  • 携帯電話番号(日本の電話番号が必要な場合が多い)

金融機関の比較と選び方

外国人が口座を開設する際、金融機関によって対応が大きく異なります。一般的に大手都市銀行(三菱UFJ・三井住友・みずほ等)は在留期間が短い場合に開設を断られることがありますが、ゆうちょ銀行や地方銀行・ネット銀行は比較的対応が柔軟な場合があります。

金融機関の種類特徴外国人への対応
ゆうちょ銀行全国の郵便局で手続き可能、ATMが多い外国人への対応実績が多く比較的開設しやすい
地方銀行(愛知)名古屋銀行・愛知銀行等、地域密着窓口での相談が可能。担当者同行で対応改善
ネット銀行(楽天・住信SBI等)オンライン申請、手数料が安い本人確認要件が明確。日本語のみの場合が多い
外国人対応銀行・MVNO系多言語対応、母国語サポートあり外国人に特化したサービスで開設しやすい

担当者が同行する際のポイント

会社の担当者が外国人従業員の口座開設に同行する場合、事前に以下の準備を行うことで手続きがスムーズになります。①事前に金融機関へ電話して外国人の口座開設の可否と必要書類を確認する、②在職証明書や雇用契約書を会社が事前に準備する、③窓口での日本語コミュニケーションをサポートできる担当者(できれば母国語話者)が同行する、④口座開設後のオンラインバンキングの設定・使い方も案内する、という4点です。

在留期間が短い場合の対応

育成就労や特定技能1号の外国人従業員の在留期間は最初は1年以下になることがあります。一般的に、在留期間が3ヶ月以下の場合は口座開設を断られることがありますが、1年程度の在留期間があれば多くの金融機関で対応してもらえます。在留期間が短いことを理由に断られた場合は、次の金融機関に当たるか、外国人専門の金融サービス(MoneyForwardMoney・GMO外貨等)を検討します。

注意|口座開設で担当者が気をつけるべき点

  • 会社名義の口座を従業員の給与振込に使用することは認められない
  • 外国人従業員名義以外の口座への給与振込は本人確認・マネロン対策上問題になる
  • 初月の口座開設が間に合わない場合は現金払い(受領書を取得)で対応する
  • 口座開設完了前に渡した現金の管理方法は書面で明確にしておく

よくあるご質問

Q. 外国人が銀行口座を開設するのに必要な書類は何ですか?

主な必要書類は①在留カード(表裏)、②パスポート、③住民票(発行後3ヶ月以内)、④マイナンバーカードまたはマイナンバー通知書の4点です。金融機関によって追加書類(在職証明書、連絡先の日本語での記入等)を求められる場合があります。

Q. 在留期間が短い外国人でも口座開設できますか?

在留期間が3ヶ月以下の場合は口座開設を断られる場合があります。育成就労・特定技能では在留期間が1年未満の場合もあり、この場合はゆうちょ銀行や外国人対応に積極的なネット銀行を検討します。会社の担当者が同行し、雇用証明書を持参することで対応してもらえるケースが増えています。

Q. ゆうちょ銀行は外国人でも開設しやすいですか?

ゆうちょ銀行は外国人の口座開設に比較的積極的とされており、在留期間が短い場合でも対応してもらえるケースが多いです。ただし必要書類や対応は郵便局の窓口によって異なるため、事前に確認することを推奨します。

Q. 給与振込が間に合わない場合の対処法は?

口座開設が間に合わない場合は、初月の給与を現金払いにする方法があります(労働基準法上、現金払いは適法です)。ただし金額の確認・受領書の取得を必ず行います。会社が建替えた生活費を後日精算する場合も、書面での記録が重要です。

Q. ネット銀行は外国人に向いていますか?

楽天銀行・住信SBIネット銀行等のネット銀行は、本人確認書類の要件が比較的明確で、オンラインで申請できるため外国人にも利用しやすい場合があります。ただし日本語でのサービスが前提になるため、担当者のサポートが必要です。外国語対応のネット銀行(GMO外貨等)も選択肢の一つです。

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