この記事のポイント
- 倉庫業での外国人材の配置可能業務(ピッキング・仕分け・梱包・入出庫管理)と在留資格の整理
- フォークリフト技能講習の外国人材への受講方法と外国語対応教習所の探し方
- 夜間作業の労務管理(深夜割増・健康管理)の実務ポイント
配置可能業務と在留資格
物流・倉庫業は幅広い業務を含んでいるため、外国人材が従事できる業務内容は在留資格によって大きく異なります。雇用前に在留資格の種類と許可されている業務範囲を必ず確認してください。
| 業務内容 | 対応する在留資格の例 | 備考 |
|---|---|---|
| ピッキング・仕分け | 定住者・永住者・日本人の配偶者等・特定活動(46号)等 | 就労制限のない在留資格が必要 |
| 梱包・入出庫管理 | 同上 | 在留カード裏面で就労可否を確認 |
| フォークリフト運転 | 就労制限のない在留資格+技能講習修了 | 技能講習は資格要件・在留資格は別途確認 |
| 管理・監督業務 | 技術・人文知識・国際業務 等 | 学歴・職歴要件あり |
注意|在留カードの確認が必須
- 雇用時に在留カードの表裏を確認し、在留資格・在留期限・就労制限の有無を必ず確認してください
- 「就労不可」や「資格外活動許可なし」の場合は採用できません
- 在留カードの偽造を見抜くため、入管局のオンライン確認システムの活用が推奨されます
フォークリフト技能講習と外国語対応
フォークリフトは倉庫業・物流業で最も多用される機械の一つで、取扱い方を誤ると重大事故につながります。外国人材がフォークリフトを運転するには、法定の技能講習または特別教育の修了が必須です。
POINT|外国語対応の教習所を探すポイント
- 愛知県内にはベトナム語・英語対応の資料を用意している登録教習機関があります
- 日本語での講習でも、事前に母国語のテキストで予習させると理解度が大幅に向上します
- 実技試験は動作で評価されるため、言語の差異の影響が比較的少ない部分です
- 修了証は法的な資格証明になるため、紛失しないよう企業側でコピーを保管してください
物流・倉庫業での外国人材採用・教育支援をCSTMがサポートします
CSTMに相談する →夜間作業の労務管理
物流・倉庫業では夜間シフト(午後10時〜午前5時)が発生することがあります。深夜業には25%以上の割増賃金が必要なほか、外国人材の健康管理にも配慮が必要です。
| 管理項目 | 内容 | 外国人材への対応 |
|---|---|---|
| 深夜割増賃金 | 午後10時〜午前5時は25%以上の割増 | 給与明細を母国語で説明し、計算方法を周知 |
| 健康診断 | 深夜業従事者は年2回の定期健康診断が必要 | 健診結果を通訳付きで説明する機会を設ける |
| 深夜業の同意 | 雇用契約書に深夜業の可能性を明記 | 母国語版の雇用契約書で事前同意を取得 |
| 通勤安全 | 深夜の移動は自転車・車・バスの安全確認が必要 | 通勤手段と安全な経路を入社時に確認 |
繁忙期(物量変動)への対応策
Eコマースの普及により、物流センターの繁忙期(年末年始・セール期間等)の物量は年々増大しています。外国人材を含む人員計画を繁忙期に合わせて立てておくことが、業務品質の維持に不可欠です。
POINT|繁忙期を乗り越えるための採用戦略
- 繁忙期の3〜6か月前に採用・入国手続きを開始し、教育期間を確保する
- 繁忙期前に残業可否・残業上限を本人と合意し、書面で確認しておく
- 固定シフトではなく変動シフトが前提の場合、雇用契約書にその旨を明記する
名古屋港・東海エリアの物流需要
名古屋港は輸出額で日本最大規模を誇り、自動車部品・機械類を中心とした物流需要が非常に旺盛です。周辺の弥富市・東海市・知多市には大型物流施設が集積しており、外国人材の需要も右肩上がりが続いています。CSTMは東海エリアの物流企業への外国人材紹介と定着支援に対応しています。
よくあるご質問
Q. 物流・倉庫業で育成就労は使えますか?
物流・倉庫業は2024年時点で育成就労の対象分野に含まれていません。ただし、製造分野(ピッキングではなく製造補助業務)として受け入れるケースや、特定技能「製造業」として受け入れる方法を検討する場合があります。物流・倉庫専業での受入れは「技術・人文知識・国際業務」や「定住者」など、在留資格の種類によります。CSTMにご相談ください。
Q. 外国人材がフォークリフトを運転するために必要な手続きは何ですか?
最大荷重1t以上のフォークリフトは「フォークリフト運転技能講習」の修了が必要で、1t未満は「フォークリフトの運転の業務に係る特別教育」が必要です。外国語対応の教習所での受講が望ましく、修了証は在留資格に関係なく取得できます。
Q. 夜間作業で外国人材を働かせる場合の注意点は何ですか?
深夜(午後10時〜午前5時)の労働には25%以上の割増賃金の支払いが義務です。また、連続夜勤や急なシフト変更は体調を崩すリスクがあります。定期的な健康診断(夜勤者は年2回)を実施し、体調管理を細かく確認することが重要です。夜勤専任にする場合は本人の同意を書面で取ることが推奨されます。
Q. 繁忙期(年末年始・Eコマースピーク等)の人員確保はどうすればよいですか?
育成就労・特定技能の外国人材は雇用契約の範囲内での時間外労働には対応できますが、突発的な増員には限界があります。繁忙期を見越した年間採用計画を立て、登録支援機関や人材紹介会社との事前調整を行うことが有効です。
Q. 名古屋港周辺の倉庫業で外国人材を活用している事例はありますか?
名古屋港は日本最大規模の貿易港であり、周辺の物流施設では外国人材の採用が活発です。特にベトナム・ミャンマー出身の人材が、ピッキング・仕分け・入出庫管理の業務で活躍する事例が増えています。CSTMでは東海エリアの物流企業への外国人材紹介実績があります。
物流・倉庫業の外国人材活用、CSTMにご相談ください
監理支援機関+登録支援機関の両保有 / ミャンマー名誉領事館認定 / 4言語対応ホットライン
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